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Microsoft News Japan

Windows10 や Microsoft Office、Hololensなど、Microsoft の製品に関する最新情報やニュースをまとめていきます。Microsoft や日本マイクロソフトとは一切関係ありません。

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☆Windows 10 の無償提供についての考察【無償アップグレード 価格 体系 無料 追加料金】

Windows 7 と Windows 8.1 ユーザーに対して
Windows 10 の無償アップグレードが提供されることがわかりました。

この記事では、Windows 10 の無料化について情報をまとめ、考察します。

 

*無償アップグレードの発表

2015年1月に行われた「Windows 10: the Next Chapter」では、

 

  • Windows 8.1
  • Windows Phone 8.1

 

そしてなんと

 

  • Windows 7

 

のユーザーにWindows 10のアップグレードを

無料で提供すると発表されました

(ただしアップグレードできるのは、リリース後1年間限定。

一度、アップグレードしたら追加料金はかかりません)。

 

 

アップグレードできるエディションの関係をまとめます。

 

Windows 7

アップグレード前 アップグレード後
Windows 7 Starter
Windows 10 Home
Windows 7 Home Basic
Windows 7 Home Premium
Windows 7 Professional
Windows 10 Pro
Windows 7 Ultimate

 Windows 8 Update

アップグレード前 アップグレード後
Windows 8.1 with Bing
Windows 10 Home
Windows 8.1
Windows 8.1 Pro Windows 10 Pro
Windows Phone 8.1 Windows 10 Mobile

 

(Windows 8 や Windows 8.1 から

 Windows 8.1 Update への更新は無料で行うことができます。)

 

 

これまで Windows は有料で提供されてきました。

 

 

Amazon で Windows 8.1 を購入しようとすると、

閲覧時点の価格で11,390円でした。

 

また、Wikipedia (Microsoft Windows 7 - Wikipedia)によれば、

Windows7 は Home Premium で24,800円だったそうです。

 

OS の更新で多額の収益を得ていた Microsoft にとって Windows 10 の無料化は

大きな決断だったと思います。

 

*アップグレード無償化はなぜ?

この Windows 10 の無料化は Microsoft にもメリットがあります。

今回取り上げるのは主に2点。

 

  • 古いバージョンの OS のサポート費用が削減できる
  • Windows ストアの活性化

 

OS のサポートには多額の費用がかかります。

 

サポートする OS のバージョンを減らすことで、

コストも削減することができます。

 

OS の更新料を無料にすれば、ユーザーがサポート終了後の Windows XP を

危険な状態で使い続ける、という事態もある程度防ぐことができるようになります。

 

また、Windows アプリが動作する端末をできる限り増やすことで、

Windows ストアから得られる収益を増やしたいという思惑もあるはずです。

 

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Windows アプリや音楽、映画などのコンテンツを販売する

Windows ストアの手数料は、条件などによって異なりますが、

約30%です(支払いの受け取り - Windows app developmentより)。

 

Windows のアプリ(デスクトップアプリ、ソフトウェア)は、

企業の業務で使うものを中心に高額なものも多く、

iOS や Android よりも単価は高いはずです。

 

これらのが Windows ストアを通して流通するようになれば、

かなりの額が Microsoft に入ってくることになります。

 

Microsoft は、Windows の更新で得られるお金よりも

Windows ストアを活性化させ、アプリ販売で得られる手数料の方が

多くなると判断したようです。

 

できるだけ早い段階で、Windows アプリの動作しない Windows 7 から

Windows 10 へ移行させ、 Windows アプリの動作する環境を増やすことで、

着々と収益の得られる環境を整備しようとしているのです。

 

Windows 10 では、従来のデスクトップアプリも

Windows ストアから販売が可能になるという情報もあります。

 

また、PC、スマートフォンやタブレットなど幅広い機器で使える

「ユニバーサル Windows プラットフォームアプリ」は、

 Windows ストアでしか販売できません。

 

*Microsoft の業績は大丈夫?

アップグレードを無料にすることによって、

Microsoftの業績は大丈夫なのかと心配する声も聞かれますが

現時点で発表されているのは

「アップグレードを1年間無料にする」ということのみ。

 

すでにWindowsを使ってくれている人に対して

アップグレードを無料で提供すると言っているだけで、

新規で購入するWindows10を無料にする、とは一言も言っていないのです。

(消費者向け、特に小型デバイスは無料とする可能性もありますが)

 

WIndows 7 と Windows 8.1 の

それぞれ Enterprise版は、無償アップグレードの対象外です。

 

表にまとめてみると、「無料」になっているのは、

個人ユーザー向けのごく限られた範囲内であり、

「有料」の部分多いことがわかります。

 

 Windows 10 を入手する際にかかる料金

  アップグレード OEM版 パッケージ版・ダウンロード版・DSP 版
個人ユーザー
Windows 7 / 8.1 ユーザー
(1年間)
有料
(モバイル向けは無料?)
有料
無料
上記以外
有料
企業向け 有料 有料 有料

 

ちなみに、パッケージ版・ダウンロード版の価格は以下の通り。

  

  • Windows 10 Pro    2万5800円
  • Windows 10 Home   1万3800円

 

 

microsoftnews.hatenablog.jp

 

 

ちなみに、すでに「Windows 10 Home」になっている PC を

「Windows 10 Pro」にアップグレードする場合の価格は、

1万8324円です。

 

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Windows 10「設定」→「セキュリティと更新」→「ライセンス認証」

→「ストアに移動」と進んでいくと、

Windows ストアが開き、Windows 10 Pro を購入できます。 

 

 

*Windows 10 は「最後のバージョン」追加料金はかからない

Windows 10 は Windows としては最後のバージョンです。

 

今後は、 「Windows 7 から Windows 8」などの

「メジャーアップデート」がなくなり、

Windows 10 という名前のまま、細かいアップデートを繰り返していきます。

 

Windows 8 や  Windows 7 にはサポート終了日が設定されていますが、

Windows 10 には設定されていません。

 

そのデバイスが壊れるまで、アップデートが提供されます。

 

また、根拠のない噂として

アップデート後に、「月額料金がかかる」

「機能を追加するごとにお金がかかる」

などという情報が流れていますが、誤りです。

 

企業向けの高度な機能については

追加料金を課すことはあり得ると思いますが、

消費者に対して、追加料金を課すことはないと思われます。

 

Microsoft の Terry Myerson 氏も2015年1月22日に行われた
「Windows 10: the Next Chapter」で次のように述べています。

 


Now, this is so much more than a free one-time upgrade.

Once a device upgrades to Windows 10, we will be keeping it current for the supported lifetime of the device, keeping it secure, introducing new features and functionality to our customers over time.

In fact, with Windows 10, we think of Windows 10 as a service.

 

Windows 10: The Next Chapter より

 

簡単に説明すると、 Windows 10 にアップグレードすれば、

デバイスのサポート期間中は、セキュアな状態に保たれ、

新しい機能が提供されるそうです。

 

Apple の iOS や Google の Android のやり方を見ても、

月額料金を課すということはないはずです。

 

このシステムとは別の選択肢として「サブスクリプション制」を導入する、

という噂も流れていますが、

気になる方は以下の記事をご覧ください。

 

 

*Windows 10 の新機能などの情報は…

 

 

microsoftnews.hatenablog.jp