Chromebook 向け「Microsoft Office」アプリは、無料ではなく、Microsoft 365 の契約が必要【クロームブック 料金体系 安く 価格 学生 VBA マクロ Android google play Microsoft 365】
目次:
- Chromebook について
- Google Play ストアから Microsoft Office をダウンロードできる
- 一部のChromebook では Microsoft Officeは有料
- まとめると...
- Microsoft 365 をできるだけ安く契約する方法は?
- Chrome ブラウザで「Office Online」を使用する場合は無料
- 関連記事
*2020年4月より「Office 365」が「Microsoft 365」に変わりました。
この記事も新しい名称に合わせて改訂を予定していますが、
*また、Chromebook では Android アプリ版の Office の使用ができなくなりました。
Chromebook では、ブラウザ版の Office のみ利用可能になります。
最新情報は以下の記事をご覧ください。
最近 私が持っている Windows パソコンの調子が悪く、
パソコンを買い替えようと思うのですが、
Chromebook が気になっています。
HP Chromebook x360 12b
画像はHP Chromebook x360 12b - Google Chromebooksより
いろいろな観点で、
Windows パソコンと Chromebookを比べるうちに、
Chromebook で Microsoft Office を使いたい場合、
「買い切り型」は存在せず、
「サブスクリプション型」しか存在しないことがわかりました。
今回はこの辺りの料金体系等についてまとめていきたいと思います。
Chromebook について
Chromebook とは、Google が開発した
Chrome OS を搭載したコンピューターのことです。
Windows でも Mac でもない OS を搭載しており、
以下のような特徴があります。
Google Play ストアから対応アプリをダウンロードすることができます。
例えば Adobe の Acrobat Reader やYouTube アプリなどをダウンロードして
Chromebook 内で使用することができます。
また、ウェブブラウザとして Google Chrome がインストールされており、
パソコンとほぼ同じようにホームページ等を閲覧することができます。
YouTube アプリなどをダウンロードして
Chromebook 内で使用することができます。
また、ウェブブラウザとして Google Chrome がインストールされており、
パソコンとほぼ同じようにホームページ等を閲覧することができます。
全体的な操作感は Windows パソコンとほぼ同じで、
Windows パソコンに慣れていればある程度、簡単に使用することができます。
Google Play ストアから Microsoft Office をダウンロードできる
Google Play ストアから
Office アプリである Word、Excel、PowerPoint をダウンロードすることができます。
機能や使用感としては、Android アプリとほぼ同じです(実態はAndroid アプリであるため)。
ちなみに、Chromebook 向けの Office アプリでは、
VBA (Visual Basic for Application) を使うことはできません。
また、デスクトップアプリ版で使える機能が制限されていることがあります。
たとえば、オートシェイプ(四角や丸などの図形を挿入する機能)の枠の太さを調整することはできません。
デスクトップアプリ版と同じ機能を求めるのであれば、
Chromebook ではなく、Windows PC か Mac を購入するべきです。
一部のChromebook では Microsoft Officeは有料
まず、Chromebook のうち、
画面サイズが10.1インチ以下の場合、
Office アプリの編集などの基本的な機能を無料で使用することができます。
画面サイズが10.1インチを超える場合、
または Office アプリの追加機能を使いたい場合、
無料ではなく有料となります。
Chromebook 向け Office アプリでは、
買い切り型は用意されておらず、
Office 365と呼ばれるサブスクリプション型、
つまり月額、年額で使用料を支払う形式しか用意されていません。
この辺は、iOS や Android 向け Office アプリと同じシステムになっているようです。
まとめると...
Chromebook で Microsoft Office を使いたい場合...
- 「買い切り型」は存在せず、「サブスクリプション型」(=月額または年額で使用料を支払う形式)しか存在しない
- 画面サイズが10.1インチ以下であれば、無料で編集等が可能
- 画面サイズが10.1インチを超える場合は、Microsoft 365 の契約が必要
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Microsoft 365 をできるだけ安く契約する方法は?
Office アプリからサブスクリプション契約を行うのではなく、
「Microsoft 365 Business Basic」というプランを契約することで、
費用を安く抑えることが可能です。
具体的な方法は下記のページにまとめてあります。
iPad で Office アプリを可能な限り安く契約する方法についてまとめてありますが、
Chromebook で Office アプリを使う場合でも、同じ作戦が使えます。
学生の場合は、Microsoft 365 Education が無料で利用でき、
Chromebook や iPad などの Office アプリを無料で利用できる可能性があります。
Chrome ブラウザで「Office Online」を使用する場合は無料
「Chromebook で Office を使うのは有料」と書きましたが、
これはアプリをダウンロードして使う場合の話です。
Web ブラウザで使用できる「Office Online」というサービスがあります。
Windows や Mac にデスクトップアプリがインストールされていなくても、
OneDrive に保存された
Word、Excel、PowerPoint のファイルを編集・閲覧することができます。
無料の Web 用 Microsoft Office、Word、Excel、PowerPointproducts.office.com
このサービスは Chromebook の Web ブラウザでも利用可能です。
デスクトップアプリや Android アプリよりも機能は劣り、
編集できる項目にも限りがありますが、
それが我慢できればこちらを利用することもできます。
画像は Web 版の Excel、Word、PowerPoint I Office 無料 より
Chrimebook で Office Online、Office アプリ、Google ドキュメントのそれぞれで
ファイルを開いた時の表示のされ方等がまとめられたブログがありました。
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