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Microsoft News Japan

Windows10 や Microsoft Office、Hololensなど、Microsoft の製品に関する最新情報やニュースをまとめていきます。Microsoft や日本マイクロソフトとは一切関係ありません。

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☆Windows 10 初の「メジャーアップデート」 新機能まとめ【Threshold 2 Windows 10 Fall Update】

Windows10 随時更新 全記事一覧

 

2015年11月13日に Windows 10 として初めての

大型アップデートの配信が始まりました。

 

Microsoft では今回の比較的大きなアップデートを

「メジャーアップデート」と呼んでおり、

これまで見つかったバグの改善の他、

新しい機能やアプリの追加が行われています。

 

また、同様の比較的大きな

「大型アップデート」が2016年6月にも予定されているようです。

 

この記事では、2015年11月に配信が始まった

メジャーアップデートで追加された新機能などをご紹介します。

 

*タイトルバーの色が変更可能に

これまでの Windows 10 では、

タイトルバーの色の指定はできず、

「白」だけでした。

 

それによってどんな問題が起こるかというと…

 

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アクティブなウィンドウがわかりづらいという問題が起こります。

 

この画像では、手前の「ペイント」がアクティブになっているのですが、

どちらのタイトルバーも「白」になっていて、

どちらがアクティブなのか、よく見ないとわかりません。

 

また、タイトルバーが白であるために

どこがタイトルバーなのか、

メニューバーや背景との区別が付きづらいという指摘もありました。

 

今回のメジャーアップデートでは、

タイトルバーを「白」以外に変更することが可能になりました。

 

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わかりやすいように「真っ赤」にしてみましたが、

どちらがアクティブなのか、

背景やメニューバーとの境界はどこか一目瞭然です。

 

ただし、これは「デスクトップアプリ」のみ。

「Windows アプリ」については、タイトルバーの色は

アプリの設定によるようです。

 

タイトルバーの色を変える設定を行うと、

スタートメニューやタスクバーの色も変わります。

 

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では、設定の方法です。

 

「設定」アプリを開き、「パーソナル設定」をクリックします。

 

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左のメニューの中から、「色」を選択します。

 

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  • 「背景から自動的にアクセントカラーを選ぶ」を「オフ」
  • 「スタート、タスクバー、アクションセンター、タイトルバーに色を付ける」を「オン」

にそれぞれ切り替えます。

 

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色を選択します。

これでタイトルバーの色が変更できます。

 

*スタートメニューの改善

日本語のスタートメニューの改善も

わずかながら行われています。

 

様々な問題が指摘される

Windows 10 のスタートメニューですが、

中でも問題とされるのは、

「すべてのアプリ」のカテゴリーです。

 

Windows 10 の「すべてのアプリ」では、

「アルファベット順」→「かな順」に

アプリがカテゴリー分けされ、

最後に漢字表記のアプリが

漢字の読みにかかわらず、「漢字」カテゴリーに

まとめられていました。

 

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例えば、「電卓」アプリは、「で」には分類されず、

「漢字」になってしまいます。

 

今回のメジャーアップデートでは、

漢字表記のアプリについても、

「漢字」に分類するのではなく、

読みに合わせた「かな」に分類されるようになりました。

 

漢字表記のアプリはそれほど多くはないのですが、

Windows アプリの

山川一問一答日本史B用語問題集」と

楽天市場」、「楽天カード」のアプリをインストールしてみたところ、

きちんと読み通りのカテゴリーに分類されていました。

 

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デスクトップアプリの「一太郎」も

きちんと「い」に分類されています。

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これ以上の検証はしていないので、

すべてのアプリで大丈夫かはわかりかねますが、

Windows アプリもデスクトップアプリも

正しく分類されるようです。

 

*日本語版の Cortana

Insider Preview 版でテストが行われてきた

音声アシスタント「Cortana」の日本語版が

ついに一般公開されました。

 

「Cortana」(コルタナ)は、

iPhone の「Siri」あるいは Android の「Google Now」と同じような

音声アシスタント機能です。

 

機能としては、Windows Phone 8.1 で初めて搭載され、

PC、タブレットへは Windows 10 のリリースとともに

提供が始まりました(日本語版は今回のアップデートから)。

 

まず、Cortana  を有効にするには、

位置情報の使用を許可する必要があります。

 

Cortana を初めて使用するときに案内がありますが、

「設定」アプリで「位置情報」をオンにしてください。

 

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「位置情報」をオンにしたくない方は

Cortana の使用をあきらめてください。

 

それで、Cortana を使うと何ができるか、ということですが、

今はそれほど多くのことができるわけではありません。

 

まず、スタートボタン右の Cortana のボタンを押してみましょう。

すると、Google Now のような情報カードが表示されます。

 

最新の天気やニュース、株価情報などが表示されます。

 

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そして、音声操作ですが、

現時点で以下の機能が使用可能だそうです。

 

  • カレンダー(追加、変更、閲覧)
  • リマインダー(場所、時間、人の設定)
  • アラーム(アラームの設定)
  • ミュージック(音楽をかける)
  • 追跡(フライト情報)
  • ファイナンス(為替と株)
  • 数字(計算と単位変換)
  • 天気(天気情報を聞く)

 

Windows 10 発売前に Microsoft が行ったデモでは、

メールの送信が音声だけで行えるという話でしたが、

日本語にはまだ対応していないようです。

 

また、カレンダーやリマインダーの追加も

正直、タイピングで入力した方が早い気がします。

 

リマインダーについては、2015年に買収した

リマインダーアプリの「Wunderlist」と統合されるのかと思っていましたが、

統合されておらず、「Wunderlist」のアカウントも使用できません。

 

まだまだ発展途上と言えるでしょう。

 

iPhone の「Siri」は、出身地などを尋ねると答えてくれますが、

Cortana の場合は、上記の項目以外のことを聞かれると、

多くの場合、Microsoft Edge を起動させ、

bing での検索結果を表示させてしまいます。

 

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「誰?」と尋ねると、「私はあなたのアシスタントです」や

「私は Cortana です」と答えてくれますが、

「出身地は?」と尋ねると、

bing 検索の結果を表示してしまいます

(Google 検索の結果を表示することはできません)。

 

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 ちなみに英語版では、今回のメジャーアップデートにより、

手書き認識機能が追加されたようです。

 

手書きのメモをノートに記録したり、

リマインダーを追加することができるようです。

 

news.mynavi.jp

 

*Microsoft Edge の改善

Windows 10 で登場したブラウザ「Microsoft Edge」も

わずかではありますが、改善されています。

 

まず、「プレビュー機能」

 

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他のタブにマウスを合わせるだけで、

見ているページを離れることなく、

内容を確認することができます。

 

この機能にはマウスが必要で、

マウスをつないでいないタブレットでは使用できません。

 

続いて「アドレスバー」

「天気」とアドレスバーに入力しても、

何も出てきませんが、「東京の天気」と入力すると、

なぜか東京ではない現在いる場所の天気情報が出てきました。

 

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うまく機能が作動するようになれば、

「天気」と入力するだけで、

ページを移動せずに天気を確認することができるようになるようです。

 

次に、ページの単語を選択して、右クリックすると、

「Cortana に質問」という項目が追加されています。

 

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例えば、「東京」というワードを選択して、

「Cortana」に質問をクリックすると、

Wikipedia の情報が表示されます。

 

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それ以外のワードはどうでしょうか。

「Office 2016」を調べてみると、

ウィンドウの右側に bing での検索結果が表示されます。

 

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Wikipedia にないものは bing 検索の結果が表示されます。

残念ながら、Google 検索はできません。

 

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Cortana がオフになっていたり、デバイスの位置情報をオフにしている場合は

単に「bing 検索」と表示され、bing 検索の結果が表示されます。

 

最後に「同期機能」

 

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お気に入りやリーディングリストを

別の Windows デバイスと同期することができるようですが、

検証はしていません。

 

*Windows アプリ版「Skype」の復活

これまでの経緯と「Skypeを手に入れよう」アプリ

Windows 8 / 8.1 では2種類の Skype アプリが用意されていました。

  • デスクトップ版
  • Windows アプリ版

 

デスクトップアプリ版は、Windows 7 以前でも使用できるアプリ。

 

Windows アプリ版は、Windows 8 / 8.1 で使用できるアプリで、

機能はデスクトップ版と比べて少ないものの、

タッチ操作に最適化されていました。

 

しかし、2015年8月ごろ、Windows 版が廃止になり、

デスクトップ版のみ使用可能となりました。

( Windows RT では引き続き使用可能)。

 

Windows 10 には Windows アプリ版の Skype はインストールできず、

代わりに「Skype を手に入れよう」というアプリが

あらかじめインストールされています。

 

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このアプリ、Skype の代わりになるものではなく、

「Skype をダウンロード」を押すと、

ブラウザ(標準では Microsoft Edge)を起動させ、

Skype のデスクトップアプリ版のダウンロードリンクを

開くだけのアプリなのです。

 

このアプリ(とリンク先)の指示に従っても、

インストールされるのはタッチ操作に最適化されていない

デスクトップアプリ版のみ。

 

Windows アプリとデスクトップアプリの違いがわからないユーザーや

Windows アプリ版が廃止された経緯を知らないユーザーを混乱させる結果となりました。

 

今回のアップデートで Windows アプリ版が「復活」

…といっても、Skype アプリそのものが復活したのではなく、

  • チャット機能は「メッセージング」、
  • 音声のみの通話は「電話」

にそれぞれ統合され、

  • 映像を使ったビデオ通話は「Skype ビデオ」

に、とそれぞれ機能が分割されています。

 

メッセージング

メッセージを送るためのアプリ。

 

Skype アカウントはもちろん、

携帯電話の番号へも

メッセージを送ることができるようです。

 

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試しに Skype のデスクトップ版から jpg の画像を送ってみましたが、

きちんと届きませんでした。

 

Windows 10 Mobile では、キャリアの携帯電話番号を使って

SMS を送るアプリとしても機能するのかもしれません。

 

電話

電話をかけることができるアプリ。

 

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Skype アカウントだけではなく、

Skype で携帯電話や固定電話へ通話できる契約をしていれば、

電話番号への発信もできるようです。

 

Windows 10 Mobile では、キャリアの番号を使って

電話を掛けられるアプリとしても機能するのかもしれません。

 

Skype ビデオ

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他の Skype アカウントとビデオ通話を行うためのアプリ。

 

*マルチタスクの改善 

「Windows」 キーと左右の矢印キーのどちらかを同時に押すと、

下の図のようにウインドウをきれいに整列してくれる機能は以前からありました。

 

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今回のアップデートでは、この機能が少し改善されています。

 

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境界部分を長押しすると現れる

「共有エッジ」を右へドラッグしていくと、

右側のメモ帳の幅が狭くなるとともに、

左側の Word の幅が広くなります。

 

逆も同じです。

 

この機能、Windows 8 / 8.1 ではありましたが、

Windows 10 のデスクトップモードでは使えなくなっていました。

 

今回のメジャーアップデートで復活を果たしています。

 

*パフォーマンスの改善

Windows 7 と比べると、起動時間が30%早くなっているなど、

様々な面でパフォーマンスが改善されているようです。

 

*フォトアプリのアルバム機能 

フォトアプリにアルバム機能が追加されましたが、

私はこのアプリをあまり使っていないので

便利になったのかよくわかりません。

 

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*「デバイスの検索」

iPhone には、紛失したデバイスの位置を表示したり、

音を鳴らしたり、データを消去することのできる

「iPhone を探す」という機能がすでにありますが、

Windows 10 にも「デバイスの検索」という機能が加わりました。

 

「設定」アプリの「更新とセキュリティ」の中に

「デバイスの検索」という項目があります。

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この機能を利用するには、あらかじめ変更ボタンを押して、

位置情報の利用を許可しておく必要があります。

 

端末をなくした場合、「Microsoft account | Home」から

ログインすると、端末が最後に確認された位置を見ることができます。

 

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問題点としては…

  • 「iPhone を探す」では iPhone から音を出したり、リセットができたりするのに対し、Windows 10 では位置情報が確認できるだけ。
  • 状況にもよるが、位置情報が正確でない。私が試したところでは、現在地から約10kmほど離れた地点を表示していた。
  • デバイスを紛失したとき、どのページにアクセスしたらよいのかわかりづらい。

 

Microsoft アカウントのログインページは、

https://account.microsoft.com/about

なのですが、これは OneDrive や Office Online とは別のページ。

 

もちろん、OneDrive のアカウント設定から

Microsoft アカウントの設定ページへ飛ぶことはできますが、

普段あまり Microsoft のサービスを使わない方は気が付かないでしょう。

 

Apple の場合は、iWork や iCloud、メールなどにアクセスできる

iCloud の Web ページに「iPhone を探す」があり、

簡単に見つけることができます。

 

Microsoft の場合は、いろんなページに

いろんなサービスが散らばりすぎていると思います。

 

*自動タイムゾーン設定

Wifi や GPS などの位置情報をもとに、

自動で現在地の時間帯に時計を調整してくれる機能。

 

例えば、日本人がアメリカへ出張に行った場合、

アメリカに着くと、自動で現地時刻に調整してくれることになります。

 

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私はオフにしましたが、

デフォルトではオンになっているはずです。

 

*最後までご覧いただきありがとうございました

 

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