Google アプリが Windows 10 に登場か【Google Map Play Store Music Gmail YouTube】
*アプリの少ない「Windows ストア」
ストアアプリの少なさが度々指摘される Windows。
Windows 8 のころから指摘されていますが、
Windows 10 がリリースされてからも状況は
あまり変わっていません。
人気のあるサービスの公式アプリが用意されていなかったり、
用意されていても、Android や iOS 版に比べて
機能が貧弱だったりすることが多くあります。
*Google のアプリは1つだけ
Windows の競合 Android を抱える Google は
Windows 8 のリリース直後、
Google の担当者が「Windows 向けのアプリを開発する計画はない」
と発言しています。
2015年現在、Google がリリースした Windows 向けアプリは
「Google」という検索アプリのみ。
「Google」は、Google 検索ができるシンプルなアプリ。
音声検索が可能で、Google Drive やカレンダー、YouTube にも
アクセスできます。
ただし、Google Chrome のようなタブ表示はできず、
1つのページしか表示できません。
また、Google マップをオフラインで使用することもできません。
現在リリースされているのはこのアプリだけで、
Google の人気サービスである Gmail、Google Drive、Google Map、
Google カレンダー、フォト、翻訳、YouTube などの公式アプリは
一切リリースされていません。
ストアアプリを使わなくても
Google Chrome や他のウェブブラウザを使えば、
これらのサービスの大半の機能は使用できるわけで、
シェアの低い Windows 8 / 8.1 / 10 向けに
アプリをわざわざ作りたくないというのが
Google の本音かもしれません。
Windows をキーボードとマウスのついた PC として使う場合、
Google のサービスを利用するのに特に不便は感じないでしょう。
Windows タブレットで Google Chrome を起動し、
Google Map を見ようとして場合、
タッチ操作では
拡大・縮小がうまくできなかったり、
ストリートビューへの切り替えがうまくいかなかったりします。
Google Drive のフォルダ選択もタッチだけでは
うまくできません。
さらに、スマートフォン(Windows Phone あるいは Windows 10 Mobile)の場合は、
ブラウザのパワーが足りず、
Google Map や Google Drive の表示ができないこともあるようです。
一部しか利用できない状況が続いています。
過去には、Google に無断で公開した
Microsoft の Windows Phone 向けの YouTube アプリが
技術的な問題でアクセスをブロックされたことがありました。
*Google が Windows アプリをリリースか
そんな状況に変化が訪れるかもしれません。
リーク情報によれば、Google が
Windows 10 向けアプリのリリースを予定しているそうなのです。
信憑性は不明ですが、
Google と Microsoft が訴訟で和解したことをきっかけに
Windows 10 向けの Google アプリが登場するのではないか、とされています。
2015年10月に行われた Microsoft のイベントで
何かしらの発表があるのではないか、との見方もありましたが、
発表は特に何もありませんでした。
続報を待ちたいと思います。
★【徹底解説】Windows 10 の最新情報 【新機能 リリース時期 発売日 価格 無料 プレビュー版 変更点 ウインドウズ10 ウィンドウズ10 評判 windows10】
そんな Windows 10 の価格や新機能など、
わかったことをひたすら整理していきたいと思います。
(Windows10 のように日々内容のブラッシュアップを行います。
ぜひ定期的にご覧ください!)
*発売日:Windows 10 の提供開始は7月29日
Windows 10 で DVD を見る方法【Windows Media Center 無料 WIndows DVD プレイヤー】
*Windows 10 にアップグレードされると削除される機能
Windows 7 / 8.1 からWindows 10 へ
アップグレードを行うと、
削除されてしまう機能がいくつかあります。
使用できなくなる主な機能は以下の通りです。
- Windows 7 デスクトップ ガジェット(セキュリティ上の問題を理由にWindows 7 を最後に廃止。Windows 10 ではスタートメニューのライブタイルがある)
- Windows 7 ソリティア、マインスイーパー、ハーツ(Windows 10 ではアプリとして提供)
- Windows 8.1 OneDrive プレースホルダー ファイル
- Windows Media Center
など。詳しくはWindows 10 の仕様とシステム要件 - マイクロソフトをご覧ください。
この中で最も懸念されていたのは、
最後の「Windows Media Center」が廃止される点。
DVD の再生などで利用していた人が多く、
削除されると困る、という人も多いはずです。
*Windows 10 で DVD を見るには?
では、Windows 10 で DVD を見るにはどうすればよいのでしょうか。
当初は、有料の DVD 再生ソフトを購入する必要があるとみられていましたが、
Microsoft 社が作った無料アプリが提供されることがわかりました。
正確には、Windows Media Player がインストールされていた
以下のエディションから Windows 10 へアップグレードすると、
最初の更新時に「WIndows DVD プレイヤー」が自動でインストールされます。
Microsoft によれば、無料提供は「期間限定」で、
Windows 10 の無償提供が終了する2016年7月か
それ以前に終了する、とのことです。
また、Windows 10 をクリーンインストールすると、
Windows DVD プレイヤーはインストールされません。
(Windows 7 / 8.1 から、アプリやファイル、設定などを引き継がずに
アップグレードすれば、Windows DVD プレイヤーがインストールされるそうです)
*Windows DVD プレイヤー がインストールされない場合は…
Windows 8 / 8.1 with bing など
はじめから Windows Media Center が付いていなかったエディションでは、
「Windows DVD プレイヤー」はインストールされず、
別途購入する必要があります。
WIndows ストアで購入することができ、
価格は記事作成時で1500円です。
*Windows DVD プレイヤーとは?
Windows DVD プレイヤーはかなり簡素なデザインで、
今のところ DVD を再生する機能しか持っていません。
テレビを見ることができたり、音楽を聴くことができた
Windows Media Center に比べれば物足りない印象を受けると思います。
また、Gizmodo の記事によれば、「Bluray Discの再生には対応していない」とのこと。
*詳細は Q&A をチェック
Microsoft Community に Windows DVD プレイヤーの
Q&A ページが用意されています。
すべて英語で書かれていますが、
気になる方は一度確認してみるとよいでしょう。